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日々、腐った脳ミソをどうにかできないか画策中。


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 柴田よしきさんの「小袖日記」読み終わりました~。
 柴田さんといえば、RIKOシリーズに代表されるように濃厚な世界と人間心理描写が目立ちますが、今回はほんのりさくら色少女小説といった感じで、物足りない感じ・・・と思い読みはじめるとぐいぐいと持っていかれました。さすが。
 上司との不倫に敗れてやけくそになったOLが雷に打たれてタイムスリップ!そこは、紫式部が「源氏物語」を執筆していた平安時代で、そこでは小袖と呼ばれていた。どうやら、小袖と呼ばれる人物と入れ替わってしまったらしい。しかも小袖は、紫式部と称される香子さまに情報提供する立場の人間。「源氏物語」なんて高校以来読んでいないのに・・・!と思いつつも、引かれるように物語のモデルとなった女性たちと関わりを持つことに。
 私も「源氏物語」は漫画でしか読んだことがなく(苦笑)、ついて行けるかなぁと心配もありましたが、もう、全然。メジャーどころを押さえているということもあるし、物語の裏には実はこんな真相が・・・と柴田さんなりの解釈もあって、物語を知っている人はより、物語を知らない人でも説明があるので大丈夫です。
 柴田さんといえば、ジェンダーを扱う作家さんでもありますが、平安時代でもそれは同じ。女性の物悲しさや強さなどがいろいろな形で描かれています。
 主人公の小袖(仮)がすごく清々しい性格をしていて気持ちいいし、小袖を擁護する香子さまも教養があってステキだし、物語のモデルとなった女性陣もみんな魅力的です。
 タイムスリップした主人公は無事、元いた時代に戻れるのか(戻れないなら結婚相手を探さなきゃいかんなとか、たくましすぎる・笑)。興味のある方は、ぜひ。

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 京都から戻ってまいりました。
 寝台列車で帰る中、何度も何度も繰り返し「帰りたくない」と呟き、友人を辟易させましたが、とうとう帰ってきてしまった・・・。自宅に帰って来たらテーブルの上に郵便物とワーキンと・か。どっと疲れたよ、母。
 京都は初日は晴れた上に会場が狭い通りの中ほどということで迷いに迷い汗だくになったりもしましたが、2、3日目は雨が降ったりやんだりの天気でいっそ「寒い!」という。過ごしやすかったといえば、そうかな?
 初日は友人の結婚式。とにかく料理がおいしかった!「何、これ、うまい!」と同じテーブルの友人たちと騒ぎまくり、他のテーブルが紳士・淑女の集まりだったので浮きまくり(苦笑)
 2、3次会もヲタが8割という集まりだったので、カラオケはアニソンメドレーとハッスル。Hちゃんの旦那さんはヲタじゃないのに大ハッスル(爆)
 2日目は友人夫婦×2と独身組で嵐山へ→。向かう車中でも「ライオン」をエンドレスリピートでハッスル。ゆばソフトうまかった~。
 3日目は念願の西本願寺と映画村。いろんなポーズをつけまくって写真を撮りまくって大満足。
 ホテルも格安で取ったのですが、エントランスから度肝を抜かれるくらい豪華でベッドも噂のシモンズ社製でぐっすりで、安い料金で泊まってすみません・・・と出るときに謝ってきました。
 しばらく旅行の予定もないけど、楽しかったからまたどこかへ行きたいなぁ。
 がんばって就活するか・・・。

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 石原さとみちゃんのフォトエッセイが欲しい・・・。けれど、京都から帰って来るまでが我慢!
 いよいよ今週末には京都!4泊5日!
 初日は友人の結婚式に参加し、2日目はその友人夫婦が車を出してくれて嵐山あたりを案内してくれるというので、2時間ドラマなどで有名な橋のたもとでサスペンスごっこをする予定。3日は、新撰組跡地ツアーか東映映画村ツアーかまだ悩んでいるところです。
 ハ~、今から楽しみすぎる。5年?ぶりくらいに再会する友人も中にはいるので人妻となった彼女がどういった化学変化をしているのかも興味がありますが、今月の給料が悲惨なことになりそうなので節制していかないと・・・。
 とかいいつつ、2日前にも10冊ほどいろいろと買い込み・・・反省したばかり。タクミくんシリーズだったり春どこのDVDだったりも立て続けに出るのでしんどい。テニフェスもあった。うれしい悲鳴なんですがね。

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 ここでちょいちょい触れていた「よしとおさま!」について語り、あわよくば布教しようかなと。
 四位晴果さん作の「よしとおさま!」は、行きすぎた友情(というか、行きすぎた主従関係)のBL臭プンプンの少年漫画です。というか、何が描きたいか問われて、「BLが好きなんですよね」というくだりから生まれた作品らしいです(笑)さすがに少年誌でそれはまずいということで行きすぎた友情にシフトチェンジしたらしいですが、その具合が良いです。
 母親を亡くし、父親の顔は見たことがない藤善透は、お金がすべての一見すると優秀で愛想のいい(一人で生き抜くために身に付けた術)高校生。入学式の朝、自転車で派手な身なりの男を引いてしまい、逃げ出す(賠償金なんて払えない!ていうか、払うか!)。が、学校にいたのは、引いてしまったその男。しかも、善透を「よしとおさま」と呼び、自分は善透の父親の命を受けて善透のお庭番としてやって来たという。実は、善透の父は世界的有名な企業の会長であり、全財産を善透にと宣言。納得いかない親族たちが殺し屋を雇って善透の命を狙っているという。
 とにかくサビ丸(お庭番)の善透に対する愛が深すぎる。善透に近づく輩は虫けら同然くらいに思っているし、メガネの匂いだけで探し出せるなんて・・・。S(善透)とM(サビ丸)の関係もはっきりしていて分かりやすいし、主従関係というよりは、友情に近い関係も見ていてくすぐったいです。善透の容赦のなさもいっそ気持ちいい(笑)
 女子は少ないのですが、かわいいのですよ、みんな。しま子ちゃん(サビ丸の幼なじみで善透のお庭番候補だった)がヒロイン的位置にくるのかと思いきや、善透の腹違いの妹の葵ちゃんとの百合っぽさが・・・、きゅんきゅん。はっきりいって、ヒロイン不在です(笑)しいて言えば、善透?
 サビ丸がどうして善透を命がけで守ろうとしているのかのエピソードも明かされ、ますますボルテージはアップ。たぎります。
 何気ない日常の何気ない会話や、在り得ない展開もぐいぐい読ませてくれるパワーがあるコメディ作品。早く先が読みたい。
 そんな「よしとおさま!」是非。

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 やっと6連勤終わった・・・。てか、来週もその次も6連勤。why?
 明日は明日で京都へ行くための準備だったり歯医者だったりで動き回らなきゃいけないしで、いつになったらゆっくり休めるのやら・・・。
 でも、今日はBLEACH新刊買ったし(ルキア!)テニス完全版買ったし(忍岳!)花ゆめ買ったし(信長!)SQ買ったし(がんばれ、ウルティモ!)密林からは、「よしとおさま!」とBL本が届くし、がんばれる。あと2、3日くらいは・・・。
 読まなければいけないのは、あと、あさのあつこの「燦」くらいか。
 あさのあつこで少年で時代物で表紙は何だか腐風が・・・と手に取ったけれど、なかなか読み進めることができない。うーん。字が大きいわりにページ数も少ないし、内容もいまいち入ってこない。どうしでも、「NO.6」のネズミと紫苑にかぶっちゃうところが・・・。まずは、がんばって最後まで読みます。がんばらなければ読めないということは、私には向いていない作品なのかも。
 エッセイは、菅野彰さんがおもしろかったりしてぐいぐい読み進めているけど、物語はなかなか良いものに巡り合えていない今年。あ、BLでは夜光花さんが抜群におもしろいですが、語りだすと長くなるので割愛。
 さて、BLEACHにルキアさんは出てくるかな・・・。

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 昨日はM&Mコンビとハンバーグを食べに行って京都へ行く打ち合わせ。片方のMが仕事の関係でどうしても京都へ行くことができずになり、「行きたいんだよ、京都~」としくしく泣く傍らでどこ行く談義に花を咲かせてきました。
 最初は3泊4日(うち車中泊2回)の予定が、やっぱりがっつり観光したいよね~ということで、4泊5日(!)の旅に。舞妓さんになりたいけど、けっこうなお値段どす。
 あとは、一度出した休暇届けを書きなおし・・・(憂鬱だ)、ホテルをゲットすれば京都です。
 今日一日休んでまた6連勤の日々・・・。せっかくの休みなのに7時前には起きて朝一で「クマとインテリ」を読んじゃうし。続けて「変」も読んじゃうし。鈴木くんと佐藤くんのどちらにきゅんきゅんなのかもう分からなくなってきた・・・。
 あ、昨日の「告らせ屋」。裏切られた感はユダ級です。

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 やっと6連勤から開放される。やっと読み終わった、汀こるもの「パラダイス・クローズドTHANATOS」。
 楽しみにしていた分、「うーん?」度も大きかった。
 周囲の人間がなぜか次々と死んでいく死神に力を持つ魚マニアの美樹。そして高校生探偵の双子の弟・真樹。そしてふたりのお守役の刑事。
 3人はちょっした夏休みを味わうために孤島を訪れるが、当然のように事件が起き・・・という何とも興味をそそられる内容。
 双子のキャラクターの相違点だったり、双子故の執着、確執なんかはおもしろいし萌えだけれど、いかんせん肝心の事件が・・・。
 本格と、新・本格の区別もつかないさもないミステリファンの私としては、もっとすっきりとした王道のミステリを期待していたものの、この作品は、真っ向から本格を否定する作品として上梓されたらしいです。しかし、その方法も「だから?」という程度。生ぬるいし、もっと違うアタックの仕方もあったはず。下手したら、犯人どころか読者をもバカにしてるとも取られかねないかも。
 「密室は開かれれば密室ではない」とか、「密室とは開かれなければ密室ではない」とかいうセリフが、いかにも目新しい感じで書かれていたけれど、二番煎じの感が否めないし、メインキャラクター以外の造形も雑で、途中途中で、こんな人いた?となることも。
 また、読者目線(もしくは作者目線)の刑事さんの突っ込みのいちいちがしつこいし、うっとうしい。
 楽しみにしていた魚の薀蓄も、図鑑をそのまま書き写したような感じで、そこに作者の意図は感じられないし、なによりも物語(事件)に関係がないという・・・。
 ここまでまぁ、ひどい言いようですが、キャラクター小説と読む分には十分な萌えもあるので良いと思います。
 明日は久々の休日。
 ファインダーシリーズを引き取ってきます。

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