日々、腐った脳ミソをどうにかできないか画策中。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
柴田よしきさんの「小袖日記」読み終わりました~。
柴田さんといえば、RIKOシリーズに代表されるように濃厚な世界と人間心理描写が目立ちますが、今回はほんのりさくら色少女小説といった感じで、物足りない感じ・・・と思い読みはじめるとぐいぐいと持っていかれました。さすが。
上司との不倫に敗れてやけくそになったOLが雷に打たれてタイムスリップ!そこは、紫式部が「源氏物語」を執筆していた平安時代で、そこでは小袖と呼ばれていた。どうやら、小袖と呼ばれる人物と入れ替わってしまったらしい。しかも小袖は、紫式部と称される香子さまに情報提供する立場の人間。「源氏物語」なんて高校以来読んでいないのに・・・!と思いつつも、引かれるように物語のモデルとなった女性たちと関わりを持つことに。
私も「源氏物語」は漫画でしか読んだことがなく(苦笑)、ついて行けるかなぁと心配もありましたが、もう、全然。メジャーどころを押さえているということもあるし、物語の裏には実はこんな真相が・・・と柴田さんなりの解釈もあって、物語を知っている人はより、物語を知らない人でも説明があるので大丈夫です。
柴田さんといえば、ジェンダーを扱う作家さんでもありますが、平安時代でもそれは同じ。女性の物悲しさや強さなどがいろいろな形で描かれています。
主人公の小袖(仮)がすごく清々しい性格をしていて気持ちいいし、小袖を擁護する香子さまも教養があってステキだし、物語のモデルとなった女性陣もみんな魅力的です。
タイムスリップした主人公は無事、元いた時代に戻れるのか(戻れないなら結婚相手を探さなきゃいかんなとか、たくましすぎる・笑)。興味のある方は、ぜひ。
柴田さんといえば、RIKOシリーズに代表されるように濃厚な世界と人間心理描写が目立ちますが、今回はほんのりさくら色少女小説といった感じで、物足りない感じ・・・と思い読みはじめるとぐいぐいと持っていかれました。さすが。
上司との不倫に敗れてやけくそになったOLが雷に打たれてタイムスリップ!そこは、紫式部が「源氏物語」を執筆していた平安時代で、そこでは小袖と呼ばれていた。どうやら、小袖と呼ばれる人物と入れ替わってしまったらしい。しかも小袖は、紫式部と称される香子さまに情報提供する立場の人間。「源氏物語」なんて高校以来読んでいないのに・・・!と思いつつも、引かれるように物語のモデルとなった女性たちと関わりを持つことに。
私も「源氏物語」は漫画でしか読んだことがなく(苦笑)、ついて行けるかなぁと心配もありましたが、もう、全然。メジャーどころを押さえているということもあるし、物語の裏には実はこんな真相が・・・と柴田さんなりの解釈もあって、物語を知っている人はより、物語を知らない人でも説明があるので大丈夫です。
柴田さんといえば、ジェンダーを扱う作家さんでもありますが、平安時代でもそれは同じ。女性の物悲しさや強さなどがいろいろな形で描かれています。
主人公の小袖(仮)がすごく清々しい性格をしていて気持ちいいし、小袖を擁護する香子さまも教養があってステキだし、物語のモデルとなった女性陣もみんな魅力的です。
タイムスリップした主人公は無事、元いた時代に戻れるのか(戻れないなら結婚相手を探さなきゃいかんなとか、たくましすぎる・笑)。興味のある方は、ぜひ。
PR
この記事にコメントする