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日々、腐った脳ミソをどうにかできないか画策中。


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 やっとこさ観ました。「霜花店ー運命、その愛ー」。
 想像していた、「王の男」みたいな感じ?という予想は早々に裏切られ、期待も若干裏切られ(苦笑)、でもなかなかに見ごたえのある作品ではありました。
 だいたいのあらすじとしては、大国にあれやこれやと口出しをされて頭を抱えている王に、お世継ぎ問題まで重なる。しかし、自分は女を抱けない身。苦肉の策に、軍隊の隊長で自身も寵愛しているホンニムという男に王妃を身ごもられるよう命じる。体を重ねる内に次第に愛し合うようになるホンニムと王妃。王は嫉妬に駆られ・・・というもの。
 舞台が王宮ということでセットも豪華だし、衣装は目の保養になるしと目で見て楽しめます。
 しかし、王直属の軍隊・・・、細すぎないか?賊にあっさりやられているし。しかも賊は倭寇という設定だったけれど、当時の日本人ってあんなに筋肉質なものだろうか?海賊とはいえ。
 アクションもワイヤーを使っているのが、バレバレな感じでタイミングがずれたりすることもあって、まぁ、見せ場がそこでないとすればそれでもいいのだろうけれど、全体的に見てもけっこうな時間を割いていたので、それなりに見せたかったんだろうな。
 一番感情移入できなかったのが、主人公であるホンニムです。王を愛し、けれども王妃も好き。・・・男の人っていくつも愛を持っているのねという歌もありますが、うーん。まず王妃を好きになるきっかけが分からない。体を重ねて愛情が生まれたようにしか見えない。それとも、同情?そこのところの描き方がいまいち説明不足で、はじめての女の体に溺れただけとも理解されかねない。最後は、王に甘えたり、そのくせこれでもかと王を裏切ったり。行動に一貫性がなく、最期も同情はできなかった。
 反対に、王妃がホンニムを愛しいと思うようになる気持ちは理解できたけれど、王妃ってあんなにも自由行動が許されるものなんだろうか?キャラクターとしては、頭もよく、意思も強くて女性が好感を持てるタイプかと。
 一番かわいそうなのは、やはり王だろうか。救われない。でも、そんなに嫉妬に狂うくらいだったら、お世継ぎっていうのは、王の任務のひとつでもあるんだから、我慢して抱いてあげればいいのにと思ったり・・・、思わなかったり。
 個人的には、副隊長のスンギがタイプで、ちゃんとそれなりの活躍をしてくれて満足。
 ラストシーンで二人は救われたという人もいるかもしれないけれど、いまいち納得できない。二人は愛し合っていたんですよ、本当は。とこじつけのような感じがプンプンで。
 男女のけっこう濃厚な絡みシーンがあるので、18歳未満は禁止だそうです。あらあら。腐女子的には、王とホンニムのベロチューが見どころかと思われます。

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