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ランガン&ルイルイの「ブルーシーツ」。
2公演共に最前列で今から胃が痛い近藤です。
今日は暇すぎて本を3冊も・・・。
1冊目はやっとすぎる「チーム・バチスタの栄光」(海堂尊)
ミステリ要素は地味だけど、おもしろかった!読ませるミステリーが好きな私には、もってこい。最高のエンターテイメント作品。
立て続けに起こる手術中死。執刀医の桐生自らが監査を要求し、万年講師の田口が調査に乗り出す。というもの。
現役医師が書いているというだけあって専門用語も詳しく説明されていて、かといって硬くなくスラスラと読めるし、途中から出てくる白鳥が良い!医療系の変人というと「イン・ザ・プール」の伊良部なんかが有名だけれど、白鳥は、ちゃんとこっち側の人間でありながら、かなり魅力的な変人で、読んでいてワクワクする。桐生&鳴海義兄弟という腐女子要素もあり。私はやっぱり爬虫類系の氷室先生が・・・、好きです。
2冊目は坂東眞砂子の「狗神」。
近親相姦の嵐。
ホラーというか、風土記?
3冊目は「だりや荘」(井上荒野)
あんまり本屋では見かけない作家さんだけれども、「学園のパーシモン」を読んでから気になって読んでみたら・・・!
美しい姉(引きこもりがち)と不妊症の妹とその夫は、山奥のペンションで微妙な三関係を続けていた。そこに翼という青年がやってきたことで除々に均等が崩れていき・・・。大人の恋愛もの?
妹の杏を心から愛していながらも姉の椿とも関係を続ける迅人は、と書けばかなり嫌な奴なのに、ムカつくのに、かっこいいんです・・・。やられた・・・。椿も杏も翼くんも、みんな清くて、どこか穢れている。
井上さんは、男女の書き方がクールですごく好きです。
「学園のパーシモン」も、地味だけど意思のしっかりした女の子に一癖も二癖もあるイケメンくんという関係が好きな人にはオススメ。