日々、腐った脳ミソをどうにかできないか画策中。
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この頃、豊島ミホさんが良い!
「日傘のお兄さん」。
表題作のこの話。島根にいたころ、小さかったなっちゃんは竹やぶで毎日のように日傘をさしたお兄さんと遊んでもらっていて、両親の離婚に伴い東京に来てからもそのことばかりを考えていた。
夏休みの前のある日。
家に帰ると、玄関の前に日傘のお兄さんがいて、その日傘のお兄さんは、ロリコン男として掲示板をにぎわせていた・・・というもの。
なっちゃん中3。ツッコミ。日傘のお兄さん24歳。ちなみに、ニート・引きこもりでロリコン気味の眼鏡。だけど、けっこういい男。逃げるためなら女装もします。
もう、萌えですよ。
豊島ミホさんの描く男女っていうのはイヤミがなくて、こんなひねくれた私でも楽しめるという。おまけに文章がしもやけになったときのようにヒリヒリしていて切ない。
なっちゃんが男前な性格で、同級生の野球部の宮川とのぎこちない((机の)こっちから入ってくんなよ~、みたいな)関係もいいし、二人であのときの竹やぶを見に行こうという逃避行の中での昔行った子どもっぽい遊びも、お兄さんの読み聞かせも、ラストのキレっぷりも大好きです。あ~、好きだなぁ。
短編集なので、他3編。
ファンタジーっぽい仕上がりの「あわになる」も良かったけれど、小学6年生の大人一歩手前の女の子と東京からの転校生で一つ年下の子の、切ない恋話の「すこやかだから」が、たまらなく良かった。
出会えて良かったなぁと思える作家さんです。豊島ミホさんは。
同郷だし、同年代だし、がんばって欲しい。
「日傘のお兄さん」。
表題作のこの話。島根にいたころ、小さかったなっちゃんは竹やぶで毎日のように日傘をさしたお兄さんと遊んでもらっていて、両親の離婚に伴い東京に来てからもそのことばかりを考えていた。
夏休みの前のある日。
家に帰ると、玄関の前に日傘のお兄さんがいて、その日傘のお兄さんは、ロリコン男として掲示板をにぎわせていた・・・というもの。
なっちゃん中3。ツッコミ。日傘のお兄さん24歳。ちなみに、ニート・引きこもりでロリコン気味の眼鏡。だけど、けっこういい男。逃げるためなら女装もします。
もう、萌えですよ。
豊島ミホさんの描く男女っていうのはイヤミがなくて、こんなひねくれた私でも楽しめるという。おまけに文章がしもやけになったときのようにヒリヒリしていて切ない。
なっちゃんが男前な性格で、同級生の野球部の宮川とのぎこちない((机の)こっちから入ってくんなよ~、みたいな)関係もいいし、二人であのときの竹やぶを見に行こうという逃避行の中での昔行った子どもっぽい遊びも、お兄さんの読み聞かせも、ラストのキレっぷりも大好きです。あ~、好きだなぁ。
短編集なので、他3編。
ファンタジーっぽい仕上がりの「あわになる」も良かったけれど、小学6年生の大人一歩手前の女の子と東京からの転校生で一つ年下の子の、切ない恋話の「すこやかだから」が、たまらなく良かった。
出会えて良かったなぁと思える作家さんです。豊島ミホさんは。
同郷だし、同年代だし、がんばって欲しい。
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